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ローヌ川クルーズ・乗船レポート 3日目

■3日目 はじめにゴッホ、そして古代ローマ。プロバンスの永遠の都アルルとアヴィニヨンへ。


船はアルルで朝を迎えました。アルル近郊の、ヨーロッパの定番観光ともいえるオリーブ農園を訪ねました。日本の感覚で例えるなら味噌か醤油工場になるでしょうか。テイスティングもしましたが、苦さなど違いはわかりますが、日常的に使い込んでいないとわからないくらい微妙でした。1時間ほど滞在して午前10時半にはアルルに戻ります。なかなか詰まっていて飽きません。ゴッホの碑のある公園を抜けて、古代のローマ劇場、競技場へ。小道の両側には可愛いデザインの家が連なっています。そして夜のカフェテラスの舞台となったフォリュム広場へ。そしてローヌ川に到着するです。少し上流にカマルグ号が見えます。川沿いをのんびり歩いてランチです。



ランチの1皿目は、マッシュルームのクリームソース。メインがステーキに、チーズフロマージュが続きます。とにかく盛り付けが美しくてしばらく眺めてました。最後のブルーベリーパイまできれいでした。

船はアヴィニョンへ。2時間ほどのクルーズを楽しみみつつ風景を眺めていました。



「アヴィニョンの橋で踊ろよ、踊ろ」の歌のサンベネゼ橋のあるアヴィニョンです。中世の一時期、キリスト教の総本山であった教皇庁を見学しました。正直何もかもバチカンに持ち帰られているので、ガランとした建物です。エクスカーションでは教皇庁を見学して戻るだけなのですが、ここも中世の風景が残る旧市街が広がっています。今回は通り過ぎたようなもので残念ですが、次回は2日は滞在したい「普通のフランス」が感じられました。ん~後ろ髪が引かれます。

クルーズの後に戻って数日滞在するのもいいですね。



そして、実はまだお腹が空いていないうちにディナーです。流石にシェフがそれも計算してか、少し軽めでした。野菜サラダからはじまり、軽めの南仏名物のポークソテー、そしてチョコレートケーキです。

同じテーブルは、オーストラリア、テキサス、イギリスからのカップルでこのクルーズ唯一の英語テーブルでした。皆さん、ワインはグビグビ飲みます。昼も夜も飲めるだけ付き合いますが、同じ量の水を飲んでいないと翌日が大変そうです。