南極HXクルーズ・乗船レポート 5日目

■56日目 南極に到着、1日目 ヤルーア島&ピーターマン島


朝起きると窓から氷山が見えました。ついに南極にやってきました!思わず胸が躍ります。笑顔でおはよう!いよいよだね!と声を掛け合います。午前はYalour Island(南緯 65"14)でゾディアック・クルージング。島の岩山にペンギンの群れが見えてきました。目の周りとお腹以外が黒いアデリーペンギンです。赤ちゃんが餌をもらっています。1月上旬はふわふわの赤ちゃんがみられるシーズン。氷山の上にはヒゲペンギン。初日から2種類のペンギンに出会えるなんてラッキーです。クルージングしながら氷山の美しい風景を堪能。青白くユニークな形の氷山はまるで芸術品のように美しい。人の手で開発されることのない大自然の風景に圧倒されます。


午後はPetermann Island(南緯 65"10)に上陸。今回のクルーズでは初めて南極での上陸です。遠くにアルゼンチンの避難小屋が見えます。頭に白い模様があるジェンツーペンギンが忙しく動き回っています。ペンギンのいる島では独特のかっぱえびせんのような匂いがします。餌のオキアミが糞になったもので雪をピンク色に染めています。藻の緑も見られます。ペンギンはよちよち歩きをしたり、ぴょんと飛んだり、お腹で雪を滑り降りたり、生き生きと暮らしています。その姿がとても愛らしく、いくら眺めていても飽きません。自然に笑顔になってしまいます。ああ、この素晴らしい世界にに生きていてよかったと思う瞬間でした。


サイエンスボートというオプショナルツアー(無料)に参加しました。船には南極の自然に精通したエキスペディション・チームというメンバーが乗船しています。海洋学者や探検の歴史専門家、アウトドアガイドなど様々な分野の専門家チームです。上陸やクルージングの時に南極の自然について教えてくれたり、船内でレクチャーをしてくれます。今回は海に生息する微生物を調べるため、海水を採取するミッションです。ノルウェー極地研究所のHeidiとオーフス大学のファビアンヌと一緒に水深5m、10mなどそれぞれの海水を採取しました。水深により生息する生物が異なるそうです。様々な種類の動物プランクトン、植物プランクトンが海水に含まれているそうです。