南極HXクルーズ・乗船レポート 9日目

■9日目 南極で上陸&クルージング5日目  デセプション島


サウスシェットランド諸島のデセプション島に向けて航海中です。午前中はデッキで野鳥を探したり、『ノルウェー・南極の捕鯨の歴史』のレクチャーが開催されました。ノルウェー人歴史家のマグヌスが、20世紀初頭は南極で捕鯨が盛んにおこなわれたこと、一獲千金を求めて多くのクジラ猟師がやってきたことなどについて話してくれます。それはほぼ鯨油を取るためでしたが、価値がなくなるにつれ捕鯨は廃れていったそうです。今でもノルウェーは近海で捕鯨を行っていて、科学的に調査をして持続な可能な数だけ捕鯨しており、食文化として根付いていることなどを話してくれました。『鯨捕獲量は日本が世界一でしょ?』の質問に『いいえ、ノルウェーです』とのこと。捕鯨問題はアングロサクソン系はいつも厳しいです。


今日は南極最後の上陸の日。Deception島のWharler's Bay(r南緯 66"37)に上陸します。天気も晴れて最高の南極日和です。トレッキングポールを使って標高100mの高さの丘をジグザグに登っていくのですが、結構ハードで汗をかくほど。素晴らしい南極の絶景です。頂上にはヒゲペンギンの営巣地があるのですが、ペンギンが営巣地と海を行ったり来たりする道をペンギン・ハイウェイと呼びます。途中ヒゲペンギンがペンギンハイウェイを歩いていたので、我々人間は通り過ぎるまで待ちます。南極ではペンギン・ファーストなのです!おかげ写真を撮ることが出来ました。ふわふわの赤ちゃんペンギンがのんbりと寝そべっていました。


夕方からゾディアックでクルージング。ヒゲペンギンの営巣地に接近します。クワークワーと鳴き声が聞こえます。鳴き声でパートナーを探したり、ヒナを見分けたり、求愛活動、縄張りの確保など様々な役割があるそうです。岩の上で数匹の群れが並びながら、誰が一番最初に飛び込むか相談している様子?リスクを恐れずチャレンジする人のことをファースト・ペンギンというようですね。ペンギンは常に集団行動をしますが群れには特にリーダーはいないとのこと。集団で行動する方が餌を効率的に捕獲出来たり、天敵から身を守ることが出来るそうです。


南極滞在5日間は充実の日々でした。楽しい思い出とともに南極を後にします。今晩はフリチョフナンセン・クルーのバンド

『Rolling wave』による音楽ナイト!80年代のアメリカン・ポップスや懐かしの?ビートルズなどの曲で盛り上がります!中高年もおじいちゃんもおばあちゃんもクルーも一緒になって、ノリノリ。バーにはお酒を注文する人の大行列。みんなで思いっきり大合唱して、踊りまくって、とても楽しい時間した。また、普段はレストランで会うスタッフの違う顔に出会えて嬉しくなりました。人生を楽しむ方法を知り尽くした人たちです。