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沿岸急行船・乗船レポート 2日目

■2日目 秋のヨ―ルフィヨルドとアールヌーボーの町オーレスン

ヨールンフィヨルド
©船旅見聞録

黄葉が美しいヨールンフィヨルドでノルウェーの秋を満喫。

秋限定のヨールン・フィヨルドをクルーズし、秋色に染められたフィヨルドの風景を楽しみます。

ハイキングのエクスカーションに参加し、展望台からは眼下にフィヨルドの絶景が広がっていました。

雪を抱いた険しい山々、鏡のように風景を映した静かなフィヨルドの海、秋の黄葉が美しい村と私たちの船。

この時期にしか出会えない、ノルウェーでしか出会えない風景に心が癒されます。

夜はアールヌーボー様式の建物が美しいオーレスンで散策しました。よい食後の運動になりました。


朝食はブッフェ形式です。ヨーグルト、ハム、チーズ、野菜、サーモン、卵、フルーツなど様々な種類が並びます。

まずはヨーグルトにシリアルとフルーツを入れたボウルとオレンジ・ジュース。次はパンの上に野菜とハム、チーズをのせたものを。ノルウェーのパンは穀物の味がしっかりしていて、お腹いっぱいになります。キャラメル味『イエトオスト』はノルウェーらしいチーズで欠かせません。コーヒーはミルクをたっぷり入れて。サーモンや卵を食べた後、最後にフルーツ。まだまだ食べられる時は、太るな~と思いながらもデニッシュ類に手が伸びてしまいます。ノルウェーでは朝食が美味しいから仕方ない!と言い訳をしながら、朝からたくさん食べて腹ごしらえをして一日が始まります。



午前、ヨールン・フィヨルドをクルーズ。秋の季節限定(9₋10月)で訪れるフィヨルドです。(6₋8月はガイランゲル・フィヨルド)他の季節は海岸沿いのフィヨルドを航行しますが、両岸にそそり立つ絶壁が聳える長く伸びた、観光客が想像するようなザ・フィヨルドをクルーズするのは夏~秋だけ。黄葉に色づいた山々とフィヨルド沿いに点在する小さな家屋など、牧歌的な風景が広がります。昼、ウルケという小さな村の沖合に停泊し、小型船に乗り換えて上陸。ここからエクスカーションに出発。村をぬけて300mほどの展望台まで坂道をハイキングします。途中、美味しい水を飲んだり、登りをがんばって進んだ先には絶景が待っていました!雪を抱いた山々、静かなフィヨルド、可愛らしいウルケの町、ここでしか出えない風景です。

(参加したエクスカーションは2G:ヨールンフィヨルド・ハイキング/他にもバスで参加できるツアーもあり)



午後、ウルケ村を出港した後、船はヨールン・フィヨルドをクルーズ。足の疲れを癒そうと船上ジャグジーへ。ご一緒したイギリス人マダムは、ワインを片手に『プラスチックのカップだけど(割れると危ないため)きれいな風景眺めながらワインって最高よね~。』70歳のお誕生記念に乗船したそうです。

美しいフィヨルドの風景を眺めながら、ジャグジーで心身ともに開放する、まさに船旅ならではの醍醐味です。幸せな気持ちが溢れてきて『今日の日が過ごせてありがとう!』今回の旅では時間があればほぼ毎日ジャグジーに入り、気分は温泉旅館。旅を通して心身ともにリラックス、エネルギーもチャージして元気になりました。

夜、オーレスンの町に2時間ほど停泊しました。

食後の散策に出かけました。アールヌーボー様式のカラフルな街並みが美しい街です。港沿いのアパートを眺めながら『私はあのブルーのアパートに住んでみたいな』などと空想しながら歩くのも楽しい時間です。